自己啓発本を読むのはバカなのだろうか?

こんな文を見つけました。

おもしろいテーマですね。

 

自己啓発本は悪なのか

実績が伴わない奴が自己啓発を読むのは恥ずかしい

ってことなのかな、と思いました。

なんとも手厳しい意見ですね。

そんなに自己啓発本って悪いでしょうか?

自己啓発本、結構好きなのでこの話について

考えてみたいと思います。

 

自己啓発本エナジードリンク

自己啓発本ってエナジードリンクみたいな感じで

やる気が出ない時には最高に効きますね!

買った瞬間になんかデキル奴になった気もするし、

もちろん、本の内容だって普通に生活していたら

聞かないような話が盛りだくさんで

読んでいる中で新しい考えに触れたり、

自分の中でアイデアが生まれたり、

約1500円でコスパ良いな~と思っていたりします。

 

ただし、教科書ではない

こうすれば完璧!できる奴になる!って所では

できる自分の妄想が膨らみ、

〇〇な奴は仕事ができない って所で

嫌いな上司とか同僚のことを思い浮かべて

だからアイツはあかんねん!って共感する。

ただ、こんな読み方では

成長しないよなーって思うけど

そう読みがちなんですよね……

自己啓発本は教科書だ!と思い込んでしまうと

ここに載ってる全てが正しい!

という考えになりやすいとも思います。

 

批判するために読むのではない

そういう考えもあるんだなーとか

このようなことは辞めておこうとか

気軽に考えるくらいがちょうど良いのかもしれません。

その通りだ!こうするべきだ!これはダメだ!と

理屈ベースで考えるとどうしても

なにかをジャッジする立場から物事を見てしまい、

人や物に批判的になってしまうのではないでしょうか。

実績や実力がないのに、頭でっかちで

なんかエラそうな嫌な奴!!

と周囲に思われる、そういうこともあるかもしれません。

 

理想をイメージするには適切

自己啓発本を生き写したような

完璧な人間はほんのひと握りだと思います。

同じジャンルの本を10冊読むと

内容の7割は似たような話になりがち、

というのは私個人の決めつけですが、

啓発本のようなデキル人間の特徴も

だいたい似通ってくると思うのです。

憧れの人を真似るのは上達への近道ともいうので、

何冊もの自己啓発本を読むことは、

理想像のイメージを掴むのに最適だと考えます。

 

本が効果を発揮するとき

自己啓発本を読んで、自分の頭でもう一度

本の内容を精査して、行動レベルにまで落とし込み尚且つ行動を何ヶ月も続けて、

それで初めて効果が出るかもしれない、

そういうものだと思うのです。

読了したからべつに偉くなる訳でもないし

デキル奴になれたわけでもない。

デキル奴になるには、自分の頭で考えて、

トライアンドエラー

繰り返すことが大事なのだと思います。

 

人の気持ちを笑うのか?

先程のコラムでは、

自己啓発を読む若手を

バカにする内容もありましたが

本を読み、実践しようとする姿勢は

やる気があって良いのではないのでしょうか。

たしかにやる気だけが暴発している人や、

本を読んだから!という理由でドヤ顔する人等と

仕事をするのは嫌やし、困ります。

ただ、本を読んでその内容を実践しようとして

まだ上手く行っていない、

少し勘違いをしてしまっている状況を

意識だけ高い迷惑なバカと笑うなら、

報われないなあと思うのです。