分かっていても人は積読📖をする。

積んではダメだと思いながら積む、それが本です。

本屋さんに行くと

面白そう・役立ちそう・へぇ~知らなかった!とか

色々刺激を受けますね。

 

そしてこれはぜひ、じっくり読みたい!

と思った本を手に取り(時には何冊もまとめて!)

レジに向かい「あっちょっと高い……」とか

「持って帰るの重たいやろうな……」とか

ちょっと考えながら、それよりも

「楽しみやな~」「早く読みたいな~」という気持ちで

お会計をして、お家に帰るわけです。

 

ところがどっこい。

こうして買った本を本棚に入れようとすると、

「これはもっとゆっくりした時に腰を据えて読みたいから」

「サッと読めなさそうやから、今度時間ができた時に」

などという理由で未読の本があるのに気が付きます。

 

いや、元々本屋さんにいる時から

未読の本があることは分かっているのです。

「早く読みたい」「面白そう」と思っているのに

先延ばしにしてしまっている、

今この本屋さんに来る前に読んでおくべき本があることを知っています。

というか、この時間使ってその本読めよ……というツッコミもしています。

 

それでも人は目の前の誘惑には勝てないし、

美味しいもの(家にある面白そうな本)は

あとでじっくり味わおうと思う生き物なのだと思います。

 

読書の秋といいますね。

積んでいる本が棚の上限を超えそうなので

今こそ、じっくり味わいたいなあと

本棚を眺めているのでした。

(どれから読んだらいいか分からなくなってる)